睡眠時無呼吸、SAS、CRAPの値段と費用
女性もかかる睡眠時無呼吸症候群。
睡眠中に何度も呼吸が止まる睡眠時無呼吸症候群(SAS)。
太った中年男性の病気と思われがちだが、専門の医師によると、女性も閉経後はSASにかかる危険が高まるという。
放置すると高血圧などの生活習慣病を引き起こす可能性がある。 夜間突然死のリスクもあり、いびきや昼間の年苦毛が気になったら早目の受診を心がけたい。
SASの多くは気道がふさがったり狭くなったりすることで起こる閉塞型。
疫学調査から国内に約200万人いるとされる首が短くて太い人。
あごが小さい人など気道が狭い人に多く、睡眠中に咽頭の筋肉や舌が緩み、気道が狭まめられて起こる。
加齢による筋力低下、肥満で舌が重くなることも原因とされる。
注目されるようになったのは、平成15年、居眠り運転をしていた山陽新幹線の運転手がSASと診断されたことから。
最近では群馬県の関越自動車道で24年4月に乗客7人が死亡した高速ツアーバス事故で、被告の運転手が鑑定留置でSASと診断された。
てんかんや認知症以外の暴走死亡事故以外にも、睡眠時無呼吸での死亡事故も忘れてはいけません。
イメージとして働き盛りの肥満男性に多いSAS。
企業レベルでの啓発が進んでいるが、女性がかかるリスクが閉経後に高まることはあまり知られていない。
閉経後に有病率が高まる要因として女性ホルモンの影響が疑われている。
女性とSASの関係が知られるようになったのはここ2〜3年。
更年期症状と似ているので気付きにくいが、女性が社会で重要な位置に就くようになり、仕事にしわよせが生じる症状が意識されるようになったのではないか。
と、SASに詳しいRESM、新横浜睡眠・呼吸メディカルケアクリニックの白浜龍太郎院長は指摘する。
閉塞型SASの主な症状は、日中の眠気以外にも、狭い気道を通るときに咽頭が振動して生じるいびき、倦怠感、不眠、寝汗、夜中に何度もトイレにいくなどがある。
重症化し、無呼吸や低呼吸(呼吸が浅くなる状態)の頻度が高くなると、
心臓や血管に負担がかかり、高血圧や糖尿病、脳梗塞などの生活習慣病を引き起こす可能性がある。
治療には費用がかかる。どっちを取るかという感じだ。
確定診断は専門の検査施設に一晩入院し、睡眠状態を調べて行う。
睡眠障害には、睡眠中に手足がむずむずして眠れなくなる、「むずむず足症候群」などさまざまな種類があるため、脳波を細かく計測し、正確に診断することが重要だ。
(外来では重症のみ、CRAPを導入できます。軽症から中小の場合は入院検査が必要です)
治療法には、鼻マスクとホースを装着して空気を気道に送り込むCRAP療法(シーパップ)や、口腔ない装置を使う方法などがある。
こうした治療を受けるには、専門の医療機関で受診する必要があり、日本睡眠学会が全国約440人の睡眠医療認定医を認定している。
家庭と社会の両方で役割を担っている女性は自分の時間が少なく、男性に比べると受診に消極的。
だが、SASは夜間突然死とも因果関係の有る怖い病気。
眠気や集中力、気力などの日中のコンディションが変わってきたらSASを疑って欲しい。
SASって気道を支える筋力低下、肥満などの方は病気とはいいがたい気もする。
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