高齢者に多いパーキンソン病の特徴や治療について北野病院(大阪市北区)の斎木ひでもと神経内科副部長に聞いた内容。
読売新聞、病院の実力、大阪編64より。
発症の1〜3年前から体が重い、肩が凝るといった症状を自覚される。
手足の震えや動作が鈍くなるなどのこの病気の主な症状が現れます。
何らかの動作をしているときではなく何もしていないときにおきます。
振戦といい、親指と人差し指の間で薬を丸めるような動きが特徴です。
ピル・ローリング(薬を丸める)ともいわれます。
すり足で歩幅が狭くなり、次第に歩きづらさが進みます。
長い時間を経過すると認知症を発症する方も増えてきます。
脳内の神経伝達物質ドーパミンを作る細胞が何らかの理由で徐々に壊れていき、
運動機能などが衰えることが原因です。なぜ細胞がこわれるのかはよくわかっていません。
完治は望めませんが、重症化を抑えて暮らしやすくすることはできます。
症状にあわせてドーパミンを増やす薬など複数の薬を組み合わせて症状を軽くします。
脳に電気刺激を与える電極を植え込み、症状を抑える手術をすることもあります。
パーキンソン病は不規則に薬を服用すると症状が悪化しやすいことがわかっています。
規則正しくふくようしましょう。
歩行困難になって運動量が減って足腰が弱り、さらに運動量が減るという悪循環に
陥りやすいので意識して運動してください。
症状がすすむと声が小さくなりやすいと言う特徴も蟻、詩吟やカラオケなどで大きな声を出しましょう。
病気と付き合いながら明るく楽しく暮らすことがとても大切です。
神経難病は脳や脊髄の神経細胞のうち特定の細胞群が障害を受けて脱落したり、異物を排除する動きがある
免疫細胞が患者自身の神経細胞を異物と間違って攻撃したりすることなどが原因で発病する。
患者が少ない病気が多い。
パーキンソン病は、動作の緩慢さや手の振るえ歩行障害が起こる。
50〜65歳の発症が最も多く、患者数は約14万人。
進行を止める薬はないが、適切な薬物治療で症状を押さえ、生活の質を改善できる。