脳の神経細胞のアミロイドβというたんぱく質がたまる。
神経細胞にとって毒でシナプスを攻撃する。
タウというたんぱく質が神経細胞が機能を失う。
記憶を作る細胞が障害を受けることによって3時間前の記憶を脳に維持できない。
新しい記憶は忘れるのに古い記憶は残る。
アミロイドβは海馬に溜まり始める。
海馬が短期記憶を司る。
大脳皮質に住所などの古い情報が入っているから古いことを答えることができる。
新しい記憶=海馬、古い記憶=大脳皮質。
次にアミロイドβが溜まるのは脳の前側の部位。
脳の前側は人格、社会性、感情を司る部分。
脳幹には病変は来ない。
大脳の運動を司る、中心回の前後にはでない。
連合野には病変が来る。
心臓などは温存される。
記憶障害が出るまで20年ぐらいかかる。
50歳ぐらいから始まって、はじめの20年間は症状がないが、異常なたんぱく質が増え続けている状態。