中高年6000万人が悩むトラブル。
尿漏れ1000万人、夜間頻尿4500万人
尿トラブルの新事実。
名医、排泄機能センター山西先生。
頻尿や尿漏れは年のせい(加齢、骨盤低筋ゆるみ、膀胱の血流低下、冷え)といわれていたが、ある病によって引き起こされることがわかった。
50代以上 4人に1人が発症する隠れ脳梗塞だったのです。
隠れ脳梗塞という言葉が怖いですね。
危険運転、高速道路逆走、一般道逆走、自動車死亡事故。
加害者が実は隠れ脳梗塞でしたとかいわれたらたまったものじゃない。
隠れ脳梗塞には尿トラブルを抱えている人が多いらしいです。
2ヵ月後 前触れのない尿意 力を抜くともれるほど激しいもの。
得体の知れない激しい尿意。
この日を境に増えてきた、トラブル対策に外出はトイレを確認。
異常な尿意を確認して1年。
強く激しい尿意 間に合わなかった尿漏れ。下着を濡らしてしまった。
まだ62歳なのに情けない気分。
こんな恥ずかしいこと誰にもいえない。
頻繁に尿漏れが起こるようになった。
妻に知られて病院を勧められた。
尿検査やエコー検査 前立腺 膀胱には異変はなかった。
年齢的なものもあり、膀胱の神経が過敏になっている
膀胱の血流が低下 膀胱神経が過敏に反応 薬を出された。
いくら薬を飲んでもまったく改善せず。
そのことを医師に訴え、別の薬を出してもらっても効果なし。
大人用のオムツをつける決心。
薬を飲んでも改善されない尿トラブル。
大学病院を紹介される。
問診で医師が他に体の不調はありませんか?
例えば最近物忘れしたり歩くのが遅くなったりめまいはありますか?
本人は物忘れがするようになった。
医師は脳のMRIを勧められた。
尿トラブルに悩む患者の脳MRIは前頭葉がうっすらと白くなっている。
小さな脳梗塞の後。
隠れ脳梗塞こそ治らない尿漏れの原因だった。
加齢や食生活の乱れで脳の細い血管が詰まる。死に至らない。
60代4人に1人があり、症状が出ないといわれ無症候性脳梗塞といわれていた。
この無症候性脳梗塞の症状に尿トラブルがあることがわかった。
健康な人は膀胱に尿がいっぱい溜まると、脳に伝わり尿意が起こる。
排尿できない場合だと 排尿にブレーキをかける信号を出す。
このブレーキ信号を出すのが前頭葉。
ブレーキ信号が弱まるため尿漏れが発生するといわれる。
神経因性膀胱といわれている。
薬による治療で 大幅に改善
生活習慣を見直すことで 脳梗塞を起こさず元気に暮らしている。
夜間頻尿7割、尿漏れ4割の方に隠れ脳梗塞があるそうです。
隠れ脳梗塞の原因はメタボリックシンドロームで脳の血管が詰まるからだそうです。
動作が鈍くなる、歩くのが遅くなる、食事や着替えに時間がかかる。
本人は気づきにくいので周囲に気づいてもらう。
神経内科で脳MRIを取るのがおすすめ。