事故高齢者に、実はてんかんを持っていたということが最近注目されています。
さらに認知症、脳梗塞、脳出血後遺症が高速道路逆走や一般道での暴走、死亡事故につながることがわかってきました。
糖尿病とアルツハイマーを両方予防する方法、高齢者13倍
高齢者世代 ６５歳以上 で増えている病気ランキング
１位 アルツハイマ病 １３．７倍
脳が萎縮、認知症でアルツハイマーが７３％をしめる。
脳内にアミロイドベータが神経細胞を破壊すると考えられている。
２位 急性すいえん、子宮筋腫 ４倍
３位 シェーグレン症候群 ３．９倍 目やのどが乾燥して炎症を起こす自己免疫疾患。
４位 アトピー性皮膚炎 ３．４倍
５位 下肢静脈瘤 ３．２倍 脚の静脈に血のたまりが出きる
６位 裂肛 切地 、痔ろう 肛門のうちがわが細菌に感染
７位 不眠症 睡眠障害
８位 糖尿病
９位 前立腺がん 男性にある臓器
１０位 慢性腎不全 腎臓の機能が慢性的に低下
国立長寿医療研究センター 物忘れセンタ 櫻井先生
６５歳以上高齢化だけが問題ではない。
認知症は病気が広く知られるようになり、診断技術も向上した。
増加にはある別の病気が関係している。
あの生活習慣病がアルツハイマーを増加させている。
よくでる見逃しな症状、アルツハイマーになると小さい物忘れから症状が始まる。
６８歳女性。子供の頃から厳しく育てられた世代。
娘が孫を連れて遊びに来てくれる。
すいかがあったんだ、食べようか。
あれ？スイカが入ってない。買って置いたスイカがない。冷蔵庫にあったよ。
アルツハイマー病の初期症状、ちょっとした物忘れ。
孫のところに遊びに行って、一般道逆走とか事故してたら意味がない。
それから半年後、
冷蔵庫を開けてみると、大量の牛乳 全て未開封。
自分のしたことを忘れてしまう 習慣はそのまま繰り返すため何度も同じものを買ってしまう。
最近病院とはいってる？十年以上いってない。
もったいない精神が身に染み付き、食べ物を残すのが大嫌い。
幼い頃甘いものはめったに食べられないご馳走、今食べ過ぎてしまう。
１０ヵ月後、孫の名前を間違える。
アルツハイマーが進行している証拠。
母の友人から、すぐに着てと電話。泥棒扱いされて、極端な被害妄想と性格の激変…
すぐに病院にいくと、アルツハイマー病と診断された。
もうひとつ別の病気にかかっていますと説明された。
増加のカギを握る病気の正体とは、糖尿病。
糖尿病２型、血液中のブドウ糖を体に取り入れなくなり血糖値が高くなる。
肥満が主要因 長年の間に太り続け糖尿病になっていた。
糖尿病がアルツハイマー病の発病に関係。
1999年の論文 糖尿病はアルツハイマー病の1.9倍高めるそのメカニズムが明らかに。
血糖が異常に上昇しインスリン量や働きに異常が生じる。
インスリン、 アミロイドベータの分解を助けることがわかっている。
糖尿病になると インスリン量や働きに異常が起こり、アミロイドベータがたまりやすい。
アルツハイマーの確立が上がる。
糖尿病の増加が大きな要因。
糖尿病は、２．７倍増えている。
高齢者世代 ６５歳以上職の欧米化
もったいない精神があいまって肥満が促進、どの世代においても増加している。
アルツハイマーも ５０〜６４歳で３．３倍と若年化もしている。
糖尿病 になると必ずアルツハイマーになるわけではないが進行がはやくなる。
糖尿病１９６５年 ３万３戦 今２３万人。
糖尿病とアルツハイマー病 両方予防する方法は、
●１日 合計５０分ウォーキング
運動は糖尿病の予防だけでなくアルツハイマーのの予防にも最適。
運動をすると、神経細胞を壊すアミロイドベータを分解する酵素を増やすことが動物実験で判明。
１０分ずつ、でも１日５０分以上です。
●地中海料理
オリーブオイルなどがよい。
発症した人 してない人の食生活を比較をすると食べ物の特徴がありました。
地中海料理は、以下の項目が多いです。
１．魚介類がおおい
２．オリーブ油を多く使う
３．ワインを飲む 男性で２杯 女性で１杯
４．緑黄色野菜が多い
生活習慣病は、日々の食生活、運動を改善すればいいです。
進行が進んでいなければ、食事療法と運動療法で治るし、
進行が進めば投薬治療になります。
でも進行や効果は病院にいって検査をして医者に見てもらわないといけません。
何事も予防、早め早めが、重症にならないために吉だといえるでしょう。
認知症が孫のところに遊びに行って一般道逆走とか事故してたら意味がない