高齢発症てんかんという病気

高齢発症てんかんの検査

高齢発症てんかんの特徴は、
一瞬ボーっとしてから物忘れが酷くなる。
一時的に起こり、すぐもとの状態に戻る。
口の中が苦味とともに嫌な臭いが広がる。
1時間すると元に戻る。
などです。

例えば、
仕事の帰りに部下に車を運転させて突然家へ帰る道がわからなくなる。
2泊3日の旅行で2日目で手ぶらで帰ってくる。
なぜ家に帰ってきたかわからない。
どうやって帰ってきたかもわからない。
などです。

高齢発症てんかんの問診

病院の診察室ではこのような問診や検査がされます。

最初に症状が現れたのは?

去年の暮れ 行くはずだった忘年会に行かなかった。
家に送ってもらった時、いつもの道がわからなくなった。
旅行先から1人で先に帰ってきてなぜ帰ってきたのかわからない。
しっかりした受け答えとアルツハイマーのような答えがある。

MRIなどすべてチェック。脳の萎縮が見られないことを確認。
(脳の萎縮があればアルツハイマー型認知症などの鑑別で行われます。)

もの忘れどのくらいの頻度

数ヶ月に一回 最近は増えてきた。

物忘れがあった次の日の様子

普通、しっかりしている。

1週間なにもないときがある。

症状が起きない日も持続している。

物忘れ以外になにか異常があった?

特にない

執拗に質問を繰り返していく

そういえば朝 口の中で嫌な臭いがすることがある。

どんな臭い?

言葉では言い表せないが嫌な臭い。
口部自動症状が高齢てんかんの特長的発作。
てんかん発作時は幻聴幻視が起こる状態のため、今までに感じたことのない口では言い表せない味と臭いと患者が言うのが特徴。

高齢発症てんかんの検査

1週間ほど検査入院。
カメラを使い、行動と脳波を確認。
入院初日に異変が現れた。

高齢発症てんかんの検査